【薩摩蒸氣屋・菓々子横丁】かるかんシリーズ

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こんにちは。
かごしまの郷土菓子や郷土料理を紹介しているキツツムリです。

今回紹介するのは、薩摩蒸氣屋さんの「かるかん」。
かるかんは鹿児島銘菓の代表として、色んな和菓子店やお土産屋さんで販売されています。
独自のかるかんを作っているお店もあり、蒸氣屋さんの「もぜかるかん」もその一つ。

定番の「かるかん」「かるかん饅頭(餡入り)」と一緒に紹介していきます。

※価格は令和7年6月時点のものを記載しています。

かるかん(小切れ)

食べやすいサイズにカットされた小切れかるかんです。
1人分のおやつとしても手軽に購入できます。

1個:250円(税込)

見た目は白い蒸しパンみたい。

食べると、どこか懐かしい味わいのお菓子。
昔、おじいちゃん・おばあちゃんの家でこういう素朴なお菓子を食べたような⋯⋯という気分になるかもしれません(^^)

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かるかん饅頭

かるかんと聞くと、こちらのかるかん饅頭を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
こし餡をかるかん生地で包んだ、子供から大人まで人気のお菓子です。

1個:140円(税込)

一見すると、何の変哲もないシンプルなお饅頭。
でも自然薯を使用して作られた生地は、普通のお饅頭とはちょっと違う不思議な味わいです。
生地はモチモチしてほんのり甘く、餡子との相性もバッチリ。

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もぜかるかん(2個入)

こちらは実際に「菓々子横丁(かかしよこちょう)」で購入した、蒸氣屋さんの「もぜかるかん」。

2個入パック:220円(税込)

お店によっては、独自にアレンジしたかるかんを販売しているところもあります。
「もぜかるかん」もそのひとつ。かるかんを一口サイズに小さくして作られた、蒸氣屋さんのオリジナル商品です。

キツツムリ
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他店でも、「徳重製菓とらや」さんの創作生かるかんや、「九面屋」さんの塩豆かるかんなどがあります。
色んなお店のかるかんを見比べて選ぶのも楽しいですよ!

手のひらにちょこんと乗っかるサイズの可愛らしいかるかんです。
ちなみに、もぜかるかんの「もぜ」とは鹿児島弁で「かわいい」という意味の言葉。

餡子は入っていません
通常のかるかんより小さいので、手軽なおやつとしてパクっと食べられます。

他にも、
「2個入ずつ包装されているため職場や友人に配りやすい」
「価格が比較的お手頃、コストパフォーマンスがいい」
などの理由から、お土産としても人気です。

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もぜミックス

蒸氣屋さんには「もぜかるかん」の他に、「高麗饅頭」「蒸氣饅頭」というミニ饅頭もあります。
・高麗饅頭3個入:280円(税込)
・蒸氣饅頭3個入:280円(税込)
※もぜかるかんは2個入・6個入のみ

菓々子横丁ミニ饅頭パック

「かるかんも買いたいけど、他のお饅頭も気になる」
「それぞれのお饅頭をちょっとずつ食べ比べてみたい」
そう思ったら⋯⋯。

全部がひとつのパックに収まった「もぜミックス」がおすすめ!

蒸氣饅頭+もぜかるかん+高麗饅頭のお饅頭3個セットです。

1パック3個入:280円(税込)

それぞれが一口サイズでパクっと食べられるので、軽いおやつ感覚で楽しめます。

複数人でシェアして食べ比べてみても良し。
試食会みたいにちょっとずつ楽しむ感じで♪

もぜかるかん
餡なしのシンプルなミニかるかん。モチモチしてやわらかく、ほんのり甘みがあるのが特徴。

蒸氣饅頭
粒餡入りの蒸し饅頭。餡の甘さは控えめ。お饅頭の皮は薄め、中に餡がたっぷり入っている。皮の食感は酒まんじゅうに似ているかも。

高麗饅頭こうらいまんじゅう
こし餡入りの蒸し饅頭。餡の甘さ控えめ。ほろほろした食感だが、生地がしっとりしていて崩れにくいので食べやすい。

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かるかんの歴史

ここで「かるかん」についてちょこっと紹介しておきます。

かるかんとはどんなお菓子?
かるかんは本来、カステラや羊羹のように長い四角形の棹菓子さおがしでした。
「軽い羊羹(ようかん)」=「かるかん」が名前の由来という説がありますが、諸説あります。

キツツムリ
キツツムリ

過去に和菓子屋さんで働いていた時の経験ですが、お店の人は餡なしのかるかんを「かるかん」、中に餡が入ったものを「かるかん饅頭」と呼び分けています。
※全ての和菓子店で共通なのかは分かりません。

大抵のお客さんはざっくり「かるかん」呼びすることが多いので、購入時にお店の人が「こちらは餡子なし/ありのかるかんになります」と一言確認してくれることが多いですね(^^)

ちょこっと豆知識
かるかんの生地には自然薯(天然の山芋)が使用されており、餡子より生地の方にコストがかかっています。そのため、餡子入りよりも餡なしのかるかんの方が価格がやや高くなります
お店で価格を見比べてみると分かりますよ〜。

かるかんの歴史
元々は殿様に献上する高級菓子で、庶民はなかなか口にできなかったとのこと。
薩摩藩11代藩主 島津斉彬しまづなりあきらが江戸から菓子職人を招き、薩摩の良質な山芋を使用して軽羹を考案したのが始まりといわれています。

明治時代に入り、かるかんは庶民の和菓子として広まった
それまで貴重だった砂糖が、海外からの輸入や近代的な製糖技術の流入などにより、庶民に行き渡るようになりました。これにより、かるかんは庶民の和菓子として広がっていったのでした。

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菓々子横丁でのかるかん販売状況

蒸氣屋さんのオンラインショップを見ると「売り切れ」になっていることが多いかるかん。
これは、原料である自然薯の調達が難しくなっていることが影響しているそうです。そのため、販売を制限しているとのこと。

菓々子横丁での販売状況
オンラインでは品薄状態が続いていますが、天文館にある「菓々子横丁」では比較的手に入りやすい印象です。(他の店舗はあまり行く機会がないので、あくまで天文館の店舗の情報に限ります)
実際に何度かお店を訪れた限りでは、売り切れのタイミングに当たったことはなく、かるかんの商品が店頭に並んでいることが多かったです。

日によっては売れてしまっていることもありますが、もぜかるかん・かるかん・かるかん饅頭ともに、こまめに補充されている感じです。
※但し、確実に在庫があるとは限りません。お店へ行く時期や入荷状況によっても変わると思います。

※あくまでキツツムリがお店へ行ってみて感じた印象です。ちなみに菓々子横丁へはちょくちょくお菓子を買いに行きます。

キツツムリ
キツツムリ

菓々子横丁には薩摩蒸氣屋・ケーキ園トレーンベルのお菓子が数多く揃っています。色とりどりのお菓子が並んだ店内は、訪れた観光客や地元のお客さんの目を楽しませてくれます。
万が一かるかんが売り切れていても、他のお菓子との素敵な出会いがきっとあると思いますよ。

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店舗情報

今回の記事で紹介したのは、鹿児島市の天文館にある「菓々子横丁」(かかしよこちょう)で購入したかるかんです。

蒸氣屋 菓々子横丁

営業時間
■1階:蒸氣屋、ケーキ園トレーンベル
9:00〜20:00
■2階:茶房 珈花子(カフェ)
10:00〜19:30(19:00 os)

場所:〒892-0842 鹿児島県鹿児島市東千石町13-14
TEL:099-222-0648
決済方法:クレジットカード、現金

菓々子横丁へのMAPはこちらを参照ください。
★菓々子横丁MAP★

1階スペース
「かるかん」や「かすたどん」を始めとした和菓子の他、ケーキなどの洋菓子も販売してます。
奥のスペースでは焼き立ての「焼どうなつ」も購入可。

2階スペース
階段を上がった2階スペースは、蒸氣屋のお菓子を使った喫茶店を経営しています。
かすたどんを使ったパフェや、トレーンベルのケーキ、かき氷「しろくま」「くろくま」も食べられます。お昼はランチもやっていますよ。

☆鹿児島中央駅周辺へ遠出や観光に行く機会があれば、天文館の菓々子横丁へはぜひ一度行ってみて下さい。

補足ですが、センテラス天文館店がある通りにも蒸氣屋さんがあります。
「天文館通電停」の横断歩道を渡った先にある「アパマンショップ」の2つ隣です。

↓【蒸氣屋 天文館店

●蒸氣屋天文館店は、クレジットカードやPayPayを始めとした多くの電子決済に対応しています。普段スマホで決済している人には利用しやすいと思います。

キツツムリ
キツツムリ

※但し、天文館店はかすたどんや郷土菓子をメインに販売しているため、洋菓子などの幅広いお菓子をお探しなら菓々子横丁がおすすめです。

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お土産を探す参考になればうれしいです。
それでは、また(^^)/

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