こんにちは!
かごしまの美味しい食べ物やお店を紹介しているキツツムリと申します(^^)
最近は県内のあちこちで学生さんや海外の団体観光客の方々を見かけるようになりました。
鹿児島は美味しいものがたくさんあるので、国内外の観光客の方々にぜひ鹿児島の『食』を楽しんでもらいたいですね🎵
さて、今回は鹿児島市天文館にある「かごしま特産品店 かご市」を紹介します。
目次
・両棒餅(じゃんぼもち)
・さつまふくれ
・黒糖丸ぼうろ
・ボンタンアメ&兵六餅
・あく巻き
・塩豆かるかん
・かるかんとはどんなお菓子?
・かご市 MAP
「かごしま特産品市場 かご市」ってどんなお店?
鹿児島市天文館にあるかごしま特産品店。鹿児島県の郷土菓子や調味料、ラーメンや焼酎、鹿児島県産の鶏肉・黒豚を使用した加工食品など様々な特産品や銘菓が販売されています。
【キャッシュレス決済可】
PayPayやQUICPay、nanaco 他、幅広い決済に対応しています。
かご市で実際に買ったお菓子を感想と一緒に紹介していきます。
両棒餅(じゃんぼもち)
砂糖醤油だれかたっぷりかかったお餅に串を2本刺しているのが特徴。2本の串は武士の差す大小2本の刀の差し方(両棒差し)に由来するとかしないとか(諸説あり)。
イメージとしてはみたらし団子に近いかもです。鹿児島県で古くから親しまれている郷土菓子の一つです。
タレが濃いので結構甘いのかな〜と思って食べたら、意外と甘さは控えめで食べやすかったです。買ってそのまま食べてもいいんですが、タレが固まっているのでレンジで(10秒くらい?)温めてから食べても美味しいです。
さつまふくれ
昔懐かしのふくれ菓子(*´꒳`*)
蒸しパン風のお菓子です。
子供の頃、おばあちゃん家でおやつにもらって食べていました。
大人になると、懐かしくてたまに食べたくなるんですよね。『かご市』のふくれ菓子は初めて食べましたが、軽くレンジで温めた方が美味しいかも(^_^;)
個人的にはもう少し生地がモッチリしている方が好みでした。
★今回の記事には載せていませんが、「まるはちふくれ菓子店」のふくれ菓子は生地がフワフワ甘さ控えめでオススメです(^^)
黒糖丸ぼうろ
チョコチップクッキー?いいえ、こちらは九州銘菓「丸ぼうろ」です(^^)
プレーン味もありますが、せっかくなので鹿児島の特産品「黒糖」を使用した黒糖ぼうろの方を紹介します。
↑見た目はでっかいチョコチップクッキーみたいですね。チョコに見える欠片は黒糖です。生地はサクサク、黒糖の食感とやさしい甘みがいいアクセントになっています。
甘さ控えめなので、甘いものが苦手な人も比較的食べやすいと思います。
ボンタンアメ&兵六餅
お土産屋さんだけでなく、スーパーやコンビニのお菓子コーナーでも買えます。
ぱっと見はキャラメルみたいなお菓子です。
キツツムリはこのお菓子、子供の頃は苦手でした。お菓子を包むオブラート(食べられます)が苦手で毎回剥いでから食べていたのを覚えています😅
大人になった今はオブラートごと美味しく食べています。オブラートは上質な剝離紙がほとんどなかった時代、ボンタンアメが箱にくっつかないように考案されたんだとか。
因みに味はあんまりしなくて、風味とモチモチした食感を楽しむお菓子かなという感じです。
ボンタンアメはボンタンの風味、兵六餅は抹茶の風味がします。
キャラメルのような餅菓子のような不思議な食感です。歯につくのが気になる人は、上手に加減して噛んで下さい(^_^;)
初めて食べる人は食感や見た目で「んん?」となんとも言えぬ反応になるかもですが、慣れるとまた食べたくなる味わい深いお菓子です。
素朴な味だけど、だからこそ飽きがこないんですよ〜。
甘さが口に残らないので、ついパクパク口に運んでしまうことも(´~`)モグモグ
箱のデザインも昔とほとんど変わっていないのがうれしい。
鹿児島に観光にくることがあれば、ぜひ一度食べてみてください♪
あく巻き
たまたま目に入って思わず買ってしまいました!
あく巻きだ〜!懐かしい〜(^o^)💕
鹿児島の郷土料理の一つで、小さい頃よく実家で食べていました。私と母は「あくまき」って呼んでいましたが、祖父母は「ちまき」って呼んでいましたね(祖父母世代はちまきと呼ぶ人が多い印象)。
パック入りの大きいタイプも売っていたんですが、一人じゃ食べ切れないので画像のような1個入りサイズが売っているのは有り難い。
あく巻きはもち米を灰汁水で煮込んで作られた郷土料理です。
灰汁の成分には雑菌の繁殖を抑える効果があり、長期保存ができることから昔は戦陣食として活用されていたんだとか。
小さい頃に祖母が作ってくれた記憶があります。キツツムリは食べる専門だったので作ったことはありません。
ちなみに母も作ったことないそうです(笑)
地域や家庭によっては、きな粉にお砂糖をメインで加えたり、塩を加えるなど違いがあるようです。
あく巻きときな粉+塩の相性がバツグンなので、鹿児島へ観光に来たらぜひ一度食べてみて下さい(^^)
※入荷数に限りがあるので、日によってはお店に置いていない時もあります。
因みに、あく巻きは蒸氣屋 菓々子横丁でも売っていますよ〜。
★開封する時の注意★
あく巻きは粘り気が強いので、包みを開けるときは割り箸を使うかビニール手袋等を付けるなどして開けましょう。キツツムリは素手で包みを触ってベタベタになり、入念に手を洗うことになりました(^_^;)
塩豆かるかん
「有限会社 九面屋」の塩豆かるかん。
こちらはかご市や鹿児島中央駅のみやげ横丁、ネットショップでも買うことができます。ちょっと変わったかるかんを食べてみたい方にオススメです。
金時豆の食感とほんのり効いたお塩が軽羹生地のやさしい甘みとよく合います。
キツツムリは夏の時期、これを冷蔵庫で冷やして食べています。冷やすことで、豆の食感と塩っ気がより感じられて美味しいのです(^^)♪
さて、ここで「かるかん」についてちょこっと紹介しておきます(^^)
かるかんとはどんなお菓子?
元々は羊羹のように長い四角形の棹菓子でした。
「軽い羹(羊羹)」=「かるかん」が名前の由来という説がありますが、諸説ありはっきりしないみたいです。
餡なしのかるかんを「かるかん」、中に餡が入ったものを「かるかん饅頭」と呼びます。
厳密に呼び分けているわけではないので、お店で「餡なしのかるかん」「餡入りのかるかん」と言えば伝わります(^^)
因みに、かるかんは自然薯が使用されている白い生地にコストがかかっている為、餡入りよりも餡なしのかるかんの方が値段がやや高くなります。
かるかんの歴史 〜明石屋とかるかん〜
元々は殿様に献上する高級菓子で、庶民はなかなか口にできなかったとのこと。
薩摩藩11代藩主 島津斉彬が江戸から招いた菓子職人により、薩摩の良質な山芋を使用して軽羹を考案したのが始まりといわれています。この菓子職人が明石屋初代 八島六兵衛さんで、屋号の「明石屋」は彼の出身地「播州明石」に由来するとのこと。
かるかんが庶民の和菓子として広まったのは明治時代に入ってから。それまで貴重だった砂糖が海外からの輸入や近代的な製糖技術の流入などにより庶民に行き渡るようになりました。これにより、かるかんは庶民の和菓子として広がっていったとのこと。
★かるかんで有名な明石屋さん(創業1854年)は、160年以上の長い歴史を持ち、現在も地元の人達から親しまれている県内有数の老舗和菓子店です。
上記では「明石屋」を紹介していますが、他にも蒸気屋の「もぜかるかん」(餡なしの丸いかるかん饅頭)や「薩摩菓子処 とらや」の創作生かるかんもお土産にオススメですよ。
かるかんは生地のモチモチ感や甘さ等がお店によって微妙に違うので、色んなお店のかるかんを食べ比べてみるのも楽しいと思います。
かご市の場所は、電車通り天文館通電停から「サンドラッグ」が建っている方のアーケードに入り、まっすぐ歩いた先の十字路右側にあります。
【かご市 MAP】
簡単なMAPを載せましたので、天文館にきた際にお役立て頂ければと思います。
それではまた(^^)/
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