こんにちは!
鹿児島のおいしいお菓子や郷土料理を紹介しているキツツムリです。
今回は鹿児島市にある山形屋の1号館地下1Fにある「串の坊」のお団子を紹介します。
目次
・しんこ団子
・しんこ団子の逸話
・さくらっこ
・三色団子
・タレ入りみたらし
・あん入り草団子
・いきなり団子
しんこ団子
米粉で作ったお団子を茹でて素焼きし、醤油をつけて炙ったもの。
薩摩川内市のソウルフードで、別名「ちんこ団子」とも呼ばれる。
【しんこ団子 1本80円(税抜き)】
※令和6年9月時点の価格
お団子がとってもやわらかかったです。食べる時に串から引き剥がすのがちょい大変でした💦
お焦げがついた部分が香ばしくて美味しい(´~`)モグモグ
子どもの頃、スーパーの入口の屋台でしんこ団子を販売していて、親にねだって買ってもらったのを覚えています。
お店の人が、串に刺した白いお団子を醤油にさっと漬けて炙る→炙りながら醤油を塗り足していく→醤油の香ばしい匂いがしてきて、熱々のしんこ団子が焼き上がる。
この出来上がるまでの工程をじい〜っと見ているのが好きでした(^^)
【しんこ団子の逸話】
石屋真梁和尚という高僧が、度重なる飢饉で苦しむ住民を救うため、田んぼに出て落穂(収穫した後に落ちている稲・麦などの穂のこと)を拾い集め、籾を粉にして餅をつき、醤油をかけて焼いた団子を皆に食べさせました。住民たちは飢饉から救われ、このお団子は深固院で作られたことから「しんこ団子」と名付けられました。これがしんこ団子の始まりと言われています。
※しんこ団子の由来は諸説あり、新米の米粉だけを使って作っていたことから「しんこ(新しい粉)団子」として広まったという説もあります。
※薩摩川内地方ではちんこ団子とも呼ばれる。鹿児島弁のちんか(小さい)が訛って「ちんか団子=ちんこ団子」になったという説や、しんこ団子が訛ったという説など諸説あります。
価格:2944円~ |
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「串の坊」その他のお団子
〜しんこ団子以外にも買ったので、おまけで紹介します〜
【さくらっこ】
さくら餅の串団子。春以外の季節でも売っています。
桜餅の中に餡が詰まっているので、手に持つとずっしりしています。一本でお腹いっぱいになるかも。
【三色団子】
三色団子の中にこし餡が入っています。
一番下に刺さっている緑の団子は、草餅の風味がしっかり感じられて美味しかったです。
【タレ入りみたらし】
お団子の中にみたらしのタレが入っています。
モチモチしてやわらかく、中のタレも程よい甘さで食べやすかったです。
【あん入り草団子】
中にこし餡が入っています。お団子の生地がとてもやわらかいです。
団子のサイズが大きいので、1本でもお腹いっぱいになります。
【いきなり団子】
生地の中に粒あんとさつま芋が入った熊本県の郷土菓子。
鹿児島でも親しまれているお菓子で、子供の頃は地元の郷土菓子だと思っていました(^_^;)
こちらも「串の坊」で売っています。数が限られているので、タイミングによっては買えないこともあります。中のさつま芋がしっとり甘くて美味しいです!
山形屋の「串の坊」はPayPayやLINE Pay、au Pay・d払いなどの電子決済にも対応していました。最近はキャッシュレスメインで払っているので有り難いです(^^)
今回は「串の坊」を紹介しましたが、山形屋の地下には美味しそうなお惣菜・お弁当・お菓子などがたくさんあります。中が入り組んでいるので、どこに何があるか分かりにくいですが、あちこち見て回るのも楽しいです。
天文館に行く機会があれば、一度のぞいてみてください。
☆お団子を買うなら天文館の「彦一だんご」もオススメです。
こちらの記事も良かったらご覧ください。
それではまた(^^)/
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